信太山の自然 
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   2. 植物
   3. きのこ
  4. シリブカガシの森 
  5. とんぼ 
  6. 惣ケ池湿地 
 



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アップするとどこかに憂いを
秘めているようだ。

人影に驚き近くの枝に
とまった。

セグロセキレイは、
水の上を忙しく
歩き回った。

バンは、葦の陰で
こちらを意識しながら
エサを探した。

06年度ノスリ初見 大野湖畔

ルリビタキ

カワウ

ジョウビタキ

シロハラ

ホウジロ

ジョウビタキ

アオジ 想ケ池湿地

ミサゴ 大野湖畔

カワセミ

ホオジロ

ジョウビタキ

ノスリ

バン

ツグミ

ジョウビタキ

カワセミ
つがいでしょうか


シジュウカラ
雪が降り厳しい
寒さの一日でした。

シジュウカラ


アオジ
惣ケ池湿地

ミヤマホウジロ
惣ケ池湿地


カルガモ
冷たい風に耐え2時間
余りじっとしていた

大野池の枯れた
枝にとまる
ノスリ

葦の茎に虫を
ついばむ
シジュウカラ

柳の新芽の中にダイサギが
舞い降りました。

カワウは、カラスに対し威嚇する
ように羽を広げました

3月中旬の雪の降る
冷たい風の中で
ツグミは盛んに餌を
ついばんでいる。

信太の森鏡池に
カワセミが



ホオジロは枯れたススキの穂を
くわえていました。

ノスリは今日もいました。
大野湖畔

アカゲラのねぐら入りに
出会った。

僕も眠いなスズメ






アリアケスミレ
08年4月12日撮影

フモトスミレ
10年4月11日撮影

ヒメウズ
08年4月13日撮影

カマツカ
09年4月29日撮影

ケナガバノタチツボスミレ
10年4月30日撮影

ムラサキサギゴケ・サギシバ
08年4月26日撮影

シハイスミレ
10年4月12日撮影 

ショウジョウバカマ
08年4月5日撮影
 
ヤマツツジ
09年4月29日撮影
 
ザイフリボク
10年4月18日撮影

ヤマアワ
11年6月26日撮影

ヒメハギ
05年5月4日撮影

マンテマ
08年5月6日撮影

ミヤコグサ
07年5月12日撮影

モチツツジ
08年5月6日撮影 

モチツツジ
09年5月2日撮影
 
ナツハゼ
08年5月25日撮影

ニワゼキショウ
09年5月16日撮影 

シャリンバイ
10年5月22日撮影

トキソウ
05年5月29日撮影

イシモチソウ
09年6月14日撮影
 


ハンゲショウ
05年7月10日撮影

オミナエシ
12年9月24日撮影

カキラン
10年7月4日撮影

キンミズヒキ
12年7月22日撮影

ネジバナ
16年7月1日撮影

ノギラン
12年7月22日撮影

ヌマトラノオ
09年7月12日撮影

オカトラノオ
05年7月24日撮影

アギナシ
11年8月28日撮影

アゼトウガラシ
09年8月2日撮影

ホザキノミミカクグサ
05年8月18日撮影

イガクサ
09年8月8日撮影

キキョウ
05年8月22日撮影

コガンピ
09年8月22日撮影

コマツカサススキ
11年8月22日撮影

コモウセンゴケ
09年8月22日撮影

ミズギボウシ
04年8月22日撮影

ミズオトギリ
19年8月15日撮影

ホソバノウナギツカミ
08年8月22日撮影

シラヤマギク
09年8月30日撮影

タカサゴユリ
09年8月22日撮影

タチカモメズル
10年8月14日撮影

ツリガネニンジン
05年8月20日撮影

ヒメジソ
08年9月23日撮影

ヒメシロネ
09年9月21日撮影

イボクサ
08年9月20日撮影

コケオトギリ
06年9月9日撮影

コムラサキ
10年9月25日撮影

コシンジュガヤ
08年9月23日撮影

ヤハズソウ
07年9月23日撮影

ムカゴニンジン
10年9月19日撮影

オトギリソウ
12年9月24日撮影

サワヒヨドリ
06年9月9日撮影

コバナノワレモコウ
07年9月23日撮影

アキノキリンソウ
06年10月29日撮影 
 
ミゾソバ
10年10月24日撮影

ヤナギタデ
07年10月3日撮影 
 
シロバナサクラタデ
09年10月14日撮影
 
スイラン
11年10月24日撮影
 
ウメモドキ
10年10月24日撮影
 
ワレモコウ
10年11月3日撮影
 
ホソバリンドウ
12年11月5日撮影
 
キセルアザミ
07年11月10日撮影
 
センブリ
10年11月3日撮影
 
シソクサ
10年11月6日撮影
 
ウメバチソウ
09年11月8日撮影
 
センリョウ
09年11月27日撮影
 
ヤブコウジ
10年2月28日撮影






アイタケ
04年9月4日撮影

アミガサタケ
08年4月20日撮影

ハナビラダクリオキン
09年3月20日撮影

ハナウロコタケ
08年10月25日撮影

ハツタケ
19年4月6日撮影

ヒラタケ
08年12月28日撮影

キシメジ
09年11月29日撮影

キチチタケ
91年10月26日撮影

キツネタケ
90年10月27日撮影

クロハツ
08年9月23日撮影

マンネンタケ
06年10月27日撮影

シロオニタケ
04年9月4日撮影

ソライロタケ
11年9月12日撮影

ヤグラタケ
06年10月7日撮影

ヤマドリタケ
93年7月8日撮影

ヤマドリタケモドキ
06年9月16日撮影





  花は9月に咲き、実は11月に熟します。
熟して落ちた実は食べられます信太の森の面影は、聖神社の社寺林によく残されています。
その社寺林は、シリブカガシがひときは目立ち、高木の90%を占めています。
シリブカガシは和泉地方の古代の植生を残しており、環境庁の「緑の国勢調査」(s59年)でも、その価値の高さと保護の必要を述べています。
大阪では、堺市の美多弥神社(大阪府天然記念物指定)、富田林市の春日神社、和泉市の松尾地区、貝塚市の蕎原地区などに自生しています。  




貴重な400本あまりの森
シリブカガシは、ドングリのなるブナ科植物の仲間でブナ科マテバシイ属に入ります。
ブナ科のなかでも暖地性の植物で、近畿地方が北限とされています。
1983年、いずみ地方の子ども達の研究・学習グループ「いずみの自然と歴史を学ぶ友の会」が調査したとき、面積1200㎡、個体数400本(1m以上)を数えました。
そのうち高木(胸高直径10センチ以上)層240本、樹高10m以上のもの209本、最大経57.3cmなど、自生林の規模や質においてわが国のシリブカガシ林のなかでも最大規模のものと指摘しています。   
 




  開発から守られたが、今、保全の必要性が高まっている
子ども達の学習グループ「友の会」の調査の際、この森に道路建設計画があることが判明しました。
森に続く宅地造成の土地への進入道路を造るという計画でした。
貴重な森を守れの声は、文学者、植物学者、歴史学者、市民など各界から起こり、「シリブカガシを守る会」も結成されました(1983年)。
3年あまりの運動でこの道路計画は変更されかろうじて森は守られました。
地元の氏子のある古老は「聖の神が子ども達を呼び寄せたのだ。」と述懐しました。
その後、森の一部にテニスコートを建設する計画がだされましたが大阪府が認可しませんでした。
しかし、今日周辺の宅地化による林縁の破壊や台風の被害などで荒廃がすすんでいます。
特に林縁部のシリブカガシの樹勢が弱まっています。
今、抜本的な保護対策が強く求められています。 


 信太の森・信太山は、その大部分を戦前は陸軍の、戦後は自衛隊の演習場となってきたため開発から比較的守られ、豊かな自然環境を残してきました。
トンボ類や鳴く虫など昆虫相も豊かで、トンボでは45種を確認しています。



ハッチョウトンボ オス

ハッチョウトンボ メス

ナニワトンボ

ギンヤンマ

ホソミイトトンボ、 キイトトンボ
アオモンイトトンボ、アジアイトトンボ
セスジイトトンボ、クロイトトンボ
モノサシトンボ、アオイトトンボ
オオアオイトトンボ、コバネアオイトトンボ
ホソミオツネントンボ、オツネトンボ
ハグロトンボ、フタスジサナエ
ヤマサナエ、ウチワヤンマ
タイワンウチワヤンマ、オニヤンマ
カトリヤンマ、ギンヤンマ
クロスジギンヤンマ、オオギンヤンマ
オオヤマトンボ、ハラビロトンボ
ヨツボシトンボ、シオヤトンボ
シオカラトンボ、オオシオカラトンンボ
ナツアカネ、ハッチョウトンボ
コフキトンボ、ショウジョウトンボ
タイリクアカネ、アキアカネ
リスアカネ、 ノシメトンボ
マユタテアカネ、マイコアカネ
ヒメアカネ、ナニワトンボ
キトンボ、オオキトンボ
コシアキトンボ、チョウトンボ
ウスバキトンボ
 調査:関西トンボ談話会
        松田氏ほか 99/10




 「多様な生き物が生息する水辺」として、里山の景観を残しています。
1999年湿地の整備工事が行なわれ、信太山保全の第一歩となることや、さらなる活用が図られることが望まれます。


保全地区は約6haの広さで泉北水道
企業団が管理する国有地内です。
かつて水田として耕作されていました。
今では、カスミサンショウウウオや
シロマダラなどの生息する貴重な
自然です

春は山桜も咲き、なつかしい里山の
景観をのぞかせます。




5月には、ヤマツツジ、モチツツジが
新緑に映えます。


この湿地の代表的な植物。
コバナノワレモコウ。9月から
10月にかけて湿地一帯に咲きます。

1990年頃の 惣ケ池湿地周囲の林は
山火事で焼けました。


1995年頃の惣ケ池湿地。春、山桜が
緑に映えます。


1998年秋の惣ケ池湿地。



1999年1月 整備工事風景。湿地保全の
視点から工作機械はいっさい使わず、
手作業で行われました。

木道(管理)は、太陽光をさえぎらぬよう
1mの地上高が保たれました橋の杭は
通称「タコアシ」と呼ばれる在来の工法で
行われました。


この湿地に生息するカスミサンショウオ。
このサンショウオが水辺に移動する
2月の末をもって本年の工事は終了し、
翌年の秋以降に続行することと
なりました。